الأمثال الشعبية
-
الأمثال الشعبية
(el-amthāl el-shaʿbiyya)
木に餅がなる
意味
話がうますぎること。難しいことをさも簡単そうに言う。
:المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«في المشمش» «fi el-meshmesh»
由来
このことわざは、アンズが非常に短い期間しか市場に出回らない季節限定の果物であることに由来すると言われる。そのため、誰かが「アドが来たら○○する」と言うと、それは「決して起こらない」「実現が難しい」「信じがたい」という意味になる。
歯に衣着せぬ
意味
思ったことを、相手に配慮せず、遠慮せずにはっきり言う。
:المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
« الي على قلبه على لسانه» «elli ‘ala qalbo ‘ala lesānu»
親の光は七光
意味
本人が大した力を持たないのに、親の威光によって得をする。
المقابل في العامية المصرية:
(エジプト方言での対応表現):
«مولود وفي بقه معلقه دهب» «mawlūd w fī bu’uh ma‘la’a dahab»
餅は餅屋
意味
何事も、それぞれに専門家がいるので、素人はかなわず、任せたほうがよいと考える。
: المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«ادي العيش لخبازه ولو أكل نصه » «eddi el-‘ēsh lekhabbāzu walaw akal nosso»
金は天下の回り物
意味
今お金を持たない人でも、いつか手に入れることができるし、金持ちでも失うことがある。
:المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
« الفلوس تروح وتيجي» el-flūs trouh w tīgi
溺れる者は藁をも掴む
意味
人が危機に陥ったとき、どんなに頼りないものでも、すがろうとする。
: المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«الغرقان يتعلق بقشاية» «el-ghar’ān ye‘alla’ be’ashāya»
火に油を注ぐ
意味
何かを直そうとするが、かえってもっと悪くしてしまう時に使うエジプトのことわざ。
同僚二人がケンカしていたから、ある人が間に入って仲直りさせようとする。しかし、その言い方が悪くて、逆に二人とも怒ってしまう。
:المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«جه يكحلها عماها» «je ikahhelha amaaha»
安かろう悪かろう
意味
値段が安ければ、それだけ質が落ちると意味する。安い物にはよい物がない。
: المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«الغالي تمنه فيه» «el-ghāli tamanu fīh»
一か八か
意味
結果がどうなるかわからなくても、思い切ってやってみる。
:المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«يا صابت يا خابت» «ya sābit ya khābit»
羹に懲りて膾を吹く
意味
たった一度の失敗に懲りて、必要以上に注意深くなることを表す。
: المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«الي اتلسع من الشوربة ينفخ في الزبادي» «elli etlasa‘ men el-shorba yenfokh fī el-zabādi»
医者の不養生
意味
自分のことを棚に上げて、他の人の欠点を非難する。
: المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«باب النجار مخلع» «bāb el-naggār makhla‘»
火を見るよりも明らか
意味
火が燃えていれば誰が見ても火とわかるように、明白で疑う余地がない現象のこと。道理がはっきりしている場合にも使う。
: المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«واضحة زيي الشمس»«wādha zayy el-shams»
口に蜜あり腹に剣あり
意味
口先ではうまいことを言いながら、心の中では陥れようと陰謀をめぐらす。
:المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«بيدس السم في العسل » «byedess el-samm fī el-‘asal»
待てば海路の日和あり
意味
今は思うようにいかなくても、あせらずに待てば、やがて良いことがやってくる。
: المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«كل تأخيره وفيها خيره »«koll ta’khīra w fīhā khīra»
寝れば一畳起きれば半畳
意味
むやみやたらに必要以上の富を望まず、贅沢を慎むべきだとする。
: المقابل في العامية المصرية
(エジプト方言での対応表現):
«على قد لحافك مد رجليك » «ala ‘add lehhāfak ‘ madd rigleik»
الأمثال الشعبية المصرية
(Elly yekhaf men el-‘afreet yetla‘lo)الي يخاف من العفريت يطلعله
意味
ある物事を強く恐れたり、考えすぎたりすると、実際にその状況に直面してしまうと考える。 恐怖心が問題を引き寄せたり、不安からくる行動が逆に望ましくない結果を招くことがある。
使い方
試験の結果を気にしすぎるから本当に悪い結果になってしまったときに
「(الي يخاف من العفريت يطلعله)」を使う。過度な不安が逆に悪い結果を招くことを表す 。
«على راسه ريشه » «’Ala ra’sih risha»
意味
自分が何か悪いことをした、または非難されるかもしれないと感じている人は、何も言われなくても敏感になり、必要以上に自己弁護してしまう。
使い方
誰かが突然落ち着きをなくし、言い訳をし始めたときに、「 على راسه ريشة」と言われることがある。これは、その人が自分の秘密や罪悪感を隠そうとしていることを示す。
(Al-ain taflaq al-hajar)العين تفلق الحجر
意味
強い嫉妬や羨望の視線が、時には物事に悪影響を及ぼすことがあるという考えを表す。成功した人が突然の不運に見舞われることがあり、これは他人の嫉妬の視線が原因かもしれないとされる。
使い方
ある人が昇進し、多くの人から称賛された。しかし、その後すぐにトラブルに巻き込まれた。「العين تفلق الحجر」と言われ、嫉妬の視線が悪影響を及ぼしたのかもしれないと考えられた。
«الباب يفوت جمل» « Al-bab yafut jamal »
意味
出ていきたい人を無理に引き止める必要はないという。特に、歓迎されない人や、要求が多くて迷惑な人に対して、「扉は開いているから、出ていきたければどうぞ」という気持ちを含んで使われる。
使い方
招かれていないのに勝手にやって来た客が、偉そうに話し、文句ばかり言っていた。家の主人は内心「الباب يفوت جمل」と思いながら、早く帰ってほしいと感じた。
由来
「ラクダさえ通れる扉がある=誰でも出て行ける」という意味から、「無理に引き止めない」という考えが生まれる。
« ابرة في كومة قش » « Ibira fi kuma qash»
意味
大量のものの中から、非常に小さくて見つけにくいものを探し物
をたとえる。ほとんど不可能に近い状況や、見つかる望みが薄い探し物に使う。
使い方
友人が広い公園で落としたピアスを探している。周りの人は「ابرة في كومة قش」と言って、見つけるのは難しいと伝える。
«القرد في عين امه غزال » « Al-qird fi ain ummihi ghazal»
意味
人が愛情を持つと、相手の欠点さえも魅力的に見える。特に、親が自分の子どもを過剰に褒めたり、恋人が相手の短所を気にしなかったりするときに使う。
使い方
ある母親が、いたずらな息子を「うちの子はとても賢くて素晴らしい!」と自慢する。それを聞いた友人は、「القرد في عين امه غزال」と微笑んだ。
«طلع من المولد بلا حمص» «Talaa min al-mawlid bila hummus»
意味
何かに一生懸命取り組んだのに、何の成果も得られなかったことを表す。努力や時間を費やしたが、最終的に何の報酬も受け取れず、無駄になる状況で使う。
使い方
ある人が会社のプロジェクトで一生懸命働き、期待していた昇進を目指した。しかし、最終的に彼は何の評価も得られず、昇進のチャンスも逃した。そのとき、彼がと言われた。 「طلع من المولد بلا حمص」
«داري على شمعتك تقيد» « Daari ‘ala sham‘atak t’yeed »
意味
物事の初期段階では、周囲にあまり話さず、静かに育てることが大切だという考える。小さな炎(=始まったばかりの成功や計画)は、ちょっとした風(=他人の嫉妬や邪魔)で消えてしまうため、慎重に守る必要がある。
使い方
ある若者が新しいビジネスを始めたばかりのとき、友人に「火を守れば、灯はともり続ける」と言った。まだ周囲に言いふらさず、軌道に乗るまで静かに進めたほうがいいと助言された。